『ふしぎなかさやさん』は、たなか鮎子さん作の、雨の日を舞台にしたファンタジー絵本です。
雨の日につまらなさを感じていたレミが、不思議な傘屋さんに出会ったことから物語が始まります。
色とりどりの傘を開くたびに広がる、不思議でカラフルな世界。
雨の日があまり好きではない娘と一緒に読んでみると、きれいな絵に「わー!」と喜んだり、猫を見つけて反応したりと、とても楽しんでいました。
今回は、6歳の娘と読んだ感想や、おすすめ年齢について紹介します。
あらすじ・書籍情報
雨の日、家を飛び出したレミが見つけたのは、不思議な傘がたくさん並ぶ傘屋さん。
そこにある傘を開くと、それぞれ違った不思議な世界が広がります。
そして、ある傘を開いたことをきっかけに大変なことが起きてしまい……。
雨の日に始まる、不思議で美しい冒険のお話です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | ふしぎなかさやさん |
| 作 | たなか鮎子 |
| 出版社 | 講談社 |
| 発売日 | 2022年5月19日 |
| ページ数 | 32ページ |
※書籍情報は講談社公式サイトを参考にしています。
おすすめ年齢は何歳から?
わが家で読んでみた感覚では、4〜7歳ごろにおすすめしたい絵本です。
小さい子にとっては少し長めのお話なので、ある程度集中して絵本を楽しめるようになる4歳ごろからがよさそうだと感じました。
4歳くらいになると、きれいな絵を見るだけでなく、「今どうなっているのかな?」「次はどうなるんだろう?」と、お話の流れも理解しながら楽しめそうです。
一方で、ストーリーがしっかりあり、絵の世界観もとてもきれいなので、小学校低学年くらいまで楽しめると思います。
もちろん、絵本を楽しめる年齢には個人差があるので、お子さんの様子に合わせて読んでみてください。
娘の好きなシーン
娘が特に好きだったのは、いろいろなカラフルな傘を開いて、それぞれの世界が広がるところです。
傘を開くたびに違った景色が現れて、とにかく色鮮やか。
ページを見ながら娘も「わー!」という感じで、カラフルな世界に見入っていました。
そして、もうひとつ反応がよかったのが猫ちゃん。
見つけるとすぐに「あ、猫ちゃん!」と反応していました。
不思議なお話はもちろんですが、カラフルできれいな絵や、かわいいものを見つけながら読むのも楽しい絵本です。
親の感想
この絵本を読んでいていいなと思ったのが、雨の日をちょっと前向きに感じられるところです。
雨の日って、子どもにとってはあまりうれしくない日でもありますよね。
娘も雨が降ると外で遊びに行けないので、「雨いやだな」と言うことがあります。
大人だって、出かけるのが面倒だったり、洗濯物が乾かなかったりと、雨の日を歓迎できないことも多いです。
でも、この絵本には、そんな雨の日だからこそ楽しめるものがたくさん出てきます。
かわいい傘を選んでみたり、雨ならではの景色を楽しんだり。
雨が上がったあとには虹が見えることもあります。
「雨=嫌なもの」だけではなく、雨の日にも素敵なところがあるんだよと、絵本を通して自然に伝えられるのがいいなと思いました。
この本を読んだあとなら、雨の日に一緒にお気に入りの傘をさして出かけたり、「今日は虹が見えるかな?」と空を見てみたりするのも楽しそうです。
雨の日も少し楽しんでみようかな、と思えるきっかけになってくれる絵本だと思います。
『ふしぎなかさやさん』のおすすめポイント
カラフルで美しい世界を楽しめる
この絵本でまず目を引くのが、色鮮やかなイラストです。
さまざまな傘と、その傘から広がる不思議な世界は、ページをめくるたびに雰囲気が変わります。
物語を追うだけでなく、「次はどんな傘かな?」と絵を見る楽しさもあります。
雨の日を楽しむきっかけになる
外遊びができないなど、子どもにとって退屈に感じることもある雨の日。
でも、かわいい傘や雨ならではの景色など、見方を少し変えると楽しめるものもあります。
雨を題材にした絵本だからこそ、読み終わったあとに実際の雨の日の楽しみ方について親子で話してみるのもよさそうです。
ファンタジー感を楽しめる
ただ傘を眺めるだけではなく、傘屋さんとの出会いから不思議な物語が展開していきます。
「次はどうなるんだろう?」と、少しずつストーリーを追えるようになってきた子にもおすすめです。
読み聞かせのポイント
カラフルな絵が魅力的なので、文章をどんどん読み進めるよりも、ページごとに少し時間をとって絵を見るのがおすすめです。
「どの傘が好き?」
「こんな傘があったらどれを選ぶ?」
「雨の日には何をしてみたい?」
など、途中で話しながら読んでも楽しめそうです。
読み終わったあとに、自分だけの「不思議な傘」を一緒に考えてみるのも面白いかもしれません。
こんな親子におすすめ
- 4歳〜小学校低学年くらいのお子さん
- カラフルできれいな絵が好きな子
- ファンタジーや不思議なお話が好きな子
- 雨の日を嫌がることが多い子
- 親子で雨の日の楽しみ方を見つけたい家庭
商品情報・購入リンク
まとめ
『ふしぎなかさやさん』は、カラフルな傘と不思議な世界を楽しめる、雨の日のファンタジー絵本です。
娘は傘を開いたときに広がるカラフルな世界に「わー!」と喜び、猫ちゃんを見つけて楽しんでいました。
親として特にいいなと感じたのは、雨の日にも楽しいことや素敵なものがあると感じられるところ。
雨だから外で遊べない、雨だから嫌だ、で終わらずに、
「かわいい傘をさしてみよう」
「雨が上がったら虹が見えるかな?」
そんなふうに、いつもの雨の日を少し違った目で見られるようになるかもしれません。
雨の日が苦手な子にも、ぜひ読んでみてほしい一冊です。


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