2人目は和痛分娩にしました。実際に産んでみて「本当に良かった」と思った理由

妊娠・出産

2人目の出産で、私は和痛分娩を選びました。

結果から言うと、私は和痛分娩にして本当に良かったと思っています。

ただ、最初に言っておきたいのは、和痛分娩だからといって、最初から最後まで痛くなかったわけではないということ。

私の場合は、麻酔をしてもらうまでの陣痛は普通にかなり痛かったです。

むしろその時間は、

「お願いだから早く麻酔して……!」

と思っていました。

今回は、1人目の出産を経験した私が、なぜ2人目で和痛分娩を選んだのか、出産前に悩んだこと、実際の出産、費用、そして産後のことまで、振り返って書いてみます。

※この記事はあくまで私自身の体験談です。和痛分娩の方法・費用・対応できる条件や時間帯などは医療機関によって異なります。


1人目は約4時間のスピード出産。でも会陰のダメージがつらかった

1人目の出産は、分娩時間が4時間くらい。

かなり早い出産でした。

早く生まれてくれたこと自体はありがたかったのですが、私の場合は会陰の裂け方がかなりひどくなってしまいました。

その後の会陰の痛みもつらくて、

「出産って、産んだ後もこんなに大変なんだ……」

という印象が強く残っています。

当時はコロナ禍だったため、夫の立ち会いもできませんでした。

そんな経験もあって、2人目では、

「できるだけ穏やかに、落ち着いて出産したい」

という気持ちがありました。


和痛分娩には最初ちょっと怖さもあった

2人目は和痛分娩にしようと決めたものの、最初から何の不安もなかったわけではありません。

麻酔を使うので、副作用についても説明を受けました。

また、分娩中はモニターをつけて管理することや、場合によっては医療的な処置が増える可能性などについても説明されました。

「痛みが減るのは嬉しいけど、本当に大丈夫なのかな」

と、少し怖くなったのを覚えています。

それでも、1人目の出産を経験していたこともあって、

「今回はできるだけ痛みを減らして、落ち着いて産みたい」

という気持ちのほうが強くなりました。


「15万円かかるなら、痛みくらい我慢しようかな」と思っていた

もう一つ、かなり悩んだのが費用です。

私の場合、普通分娩と比べて、和痛分娩では10〜15万円くらい高くなりました。

出産前の私にとっては、決して小さな金額ではありません。

夫に相談したとき、私は正直、

「15万円もかかるなら、痛みくらい我慢しようかな」

と思っていました。

だって15万円あったら、ゲーム機とか買えるじゃん……と(笑)。

「痛いのはそのときだけだし、我慢すればいいかな」

くらいに思っていたんです。

でも夫は、

「そこはケチる必要ないんじゃない?」

と言ってくれました。

それで、

「じゃあ、やってみようかな」

と和痛分娩を選ぶことにしました。

今振り返ると、このとき背中を押してくれた夫には本当に感謝しています。


計画和痛の予定だったのに、予定より先に陣痛が来た

私は計画和痛分娩の予定でした。

ところが、予定していた日を迎える前に、自然に陣痛が来てしまいました。

まさか予定より先に始まるとは思っていなかったので、急いで病院へ。

そして、途中から和痛の処置をしてもらうことになりました。

結果的には、完全に計画通りの出産にはなりませんでした。


2人目で意外と悩んだ「陣痛が来たとき、上の子をどうする?」

実は、和痛分娩そのものとは別に、出産前にかなり悩んでいたことがあります。

それが、

「突然陣痛が来たら、上の子をどうする?」

という問題でした。

1人目なら、自分と夫が病院に行けばいい。

でも2人目には上の子がいます。

もし夫が仕事中に陣痛が来たら、帰ってくるまでに1時間以上かかる可能性がありました。

「その間、上の子はどうする?」

となります。

我が家は実家が近かったので、陣痛が来たら上の子を実家に預けることを考えていました。

それに加えて、万が一に備えて出産時に利用できるタクシーにも登録しました。

実際に使うかどうかは分からなくても、

「いざとなったら、この方法がある」

と思えるだけで、少し安心できました。

実際には夜中に陣痛が来た

そして、実際に陣痛が来たのは夜中でした。

つまり、夫が家にいる時間。

結果的には出産タクシーを使う必要はなく、夫と一緒に病院へ向かうことができました。

上の子は、近くに住んでいる実家に預けることができました。

結果的にはかなりスムーズに対応できましたが、2人目の出産では、

「陣痛が来たら自分がどうやって病院に行くか」だけではなく、「上の子をどうするか」まで事前に考えておく必要がある

と実感しました。


麻酔をするまでの陣痛は、やっぱり痛かった

ここは、和痛分娩を考えている人には伝えておきたいところです。

和痛だから、最初から痛くないわけではありません。

私の場合、麻酔をしてもらうまでの陣痛は普通に痛かったです。

むしろ、

「早く麻酔してほしい!」

という感じでした。

1人目の出産から時間が経っていて、陣痛の痛みってどこか忘れていたんですよね。

「痛いって言っても、まあ耐えられるでしょ」

くらいに思っていました。

ところが実際に陣痛が来たら、

「あ、これ無理。早く麻酔してほしい」

となりました。

やっぱり痛みって、忘れるものなんですね。

もし計画通りに進んでいたら、もう少し早い段階から麻酔をしてもらえて、陣痛の痛みを軽減できたのかなとは思います。

私の場合は、麻酔をしてもらうまでの時間が一番つらかったです。


麻酔が効いた後は、本当に痛みをほとんど感じなかった

そして、和痛の処置をしてもらった後。

ここからは本当に驚きました。

陣痛の痛みをほとんど感じなくなったんです。

もちろん、完全に何も感じないわけではありません。

「ちょっと張るかな」

というような感覚はありました。

でも、それまでの「痛い!」という感覚がほとんどなくなりました。

さっきまであんなに痛かったのに、

「え、こんなに楽になるの?」

というくらい。

痛みがないことで、こんなに気持ちに余裕ができるんだと思いました。


夫と一緒に仮眠しながら出産を待てた

今回、夫が立ち会ってくれたことも大きかったです。

1人目はコロナ禍で立ち会いができませんでした。

今回は夫と一緒に赤ちゃんが生まれてくるのを待つことができました。

しかも和痛のおかげで、私も夫も途中で仮眠することができました。

出産を待ちながら夫婦で寝るって、今考えるとすごいですよね(笑)。

でも、それくらい穏やかでした。

出産なのに、心に余裕がある。

これは1人目のときにはなかった感覚でした。


分娩時間は6〜7時間くらいだったと思う

今回の分娩時間は、正確にはもう忘れてしまったのですが、6〜7時間くらいだったと思います。

1人目の約4時間よりは長くなりました。

でも、不思議と「長かった」という感覚はありません。

和痛してからはほとんど痛みを感じなかったので、かなり穏やかに過ごすことができました。


陣痛促進剤も使わずに済んだ

和痛分娩について説明を受けたとき、

「麻酔によって陣痛が弱くなり、場合によっては陣痛促進剤を使うこともある」

という話も聞いていました。

そこも少し不安でした。

でも、私の場合は幸い、陣痛促進剤を使わずに済みました。

自然に分娩が進んでくれたので、結果としてかなりスムーズでした。

もちろん、これはあくまで私の場合です。


産後の回復もかなり良かった

そして、和痛分娩にして良かったと思っているのは、出産中だけではありません。

産後の経過もかなり良かったです。

1人目のときに大変だった会陰も、今回は特に問題ありませんでした。

痛みもほとんど長引きませんでした。

入院中なので、もちろん「快適!」というわけではありません。

それでも、回復は早かったなと感じています。


「楽してる」んじゃなくて、負担を少しでも減らすという選択

和痛分娩については、

「出産の痛みまでなくして、楽してるんじゃない?」

と思う人もいるかもしれません。

私自身も、最初はどこかで、

「痛みくらい我慢すればいいんじゃない?」

と思っていました。

実際、15万円もかかるなら、そのくらい我慢してもいいんじゃないかと思っていました。

でも、実際に2人目を産んでみて、少し考え方が変わりました。

出産のときの痛みを軽減したからといって、その後の育児が楽になるわけではありません。

赤ちゃんが生まれたら、そこからまた大変です。

夜中に何度も起きて授乳する。

寝不足のまま赤ちゃんのお世話をする。

自分の身体もまだ回復途中。

上の子のお世話もある。

出産の痛みがなくなったからといって、育児の大変さがなくなるわけではありません。

だから私は、

「楽をする」というより、「減らせる負担は少しでも減らしておく」

という考え方でいいんじゃないかなと思うようになりました。

出産も育児も、ただでさえ大変なこと。

だったら、その中で医学的に可能な範囲で痛みを軽減できるのであれば、利用していいんじゃないかな、と。

産後は身体的にも精神的にも大きな負担がかかります。

だからこそ、減らせる負担があるなら、少しでも減らしておく。

私にとって和痛分娩は、そういう選択でした。


15万円払ってでも、私はやって良かった

出産前の私は、

「15万円もかかるなら、痛みくらい我慢しようかな」

と思っていました。

でも、実際に陣痛が来たら、

「早く麻酔してほしい。こんなの耐えられない」

と思った。

そして麻酔が効いた後は、本当に穏やかに過ごすことができました。

夫と一緒に仮眠しながら赤ちゃんを待てたこと。

立ち会い出産を落ち着いた状態で迎えられたこと。

産後の回復も比較的スムーズだったこと。

全部を振り返ってみると、

「15万円をケチらなくて本当に良かった」

と思います。

何より、あのとき「そこはケチる必要ないんじゃない?」と言ってくれた夫には感謝しています。

もちろん、和痛分娩にはメリットだけではなく、麻酔によるリスクや費用、病院によって異なる条件があります。

なので、誰にでも「絶対おすすめ」と言いたいわけではありません。

それでも、私自身の2人目の出産を振り返るなら、

和痛分娩を選んで本当に良かった。

これが一番の感想です。

1人目の出産を経験して、

「次はできるだけ穏やかに産みたい」

と思っていた私にとっては、かなり満足度の高い出産になりました。

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