ヨシタケシンスケさんの「発想えほん」シリーズ。
『りんごかもしれない』をはじめ、ちょっと変わった視点から「考えること」を楽しめる絵本がそろっています。
わが家でも、
- 『りんごかもしれない』
- 『このあと どうしちゃおう』
- 『ころべばいいのに』
の3冊を娘と読んできました。
同じ「発想えほん」シリーズでも、想像を楽しむものから、死や人間関係について考えるものまで内容はさまざまです。
「発想えほんシリーズは全部で何冊?」
「何歳から読める?」
「どれから読むのがおすすめ?」
「読む順番はある?」
そんな方に向けて、現在刊行されているシリーズ全5冊をまとめました。
実際に読んだ3冊については、感想を簡潔に紹介しています。詳しい内容は、それぞれの個別記事をご覧ください。
※未読の作品については、ブロンズ新社公式サイトの情報をもとに紹介しています。
ヨシタケシンスケ「発想えほん」シリーズとは?
ヨシタケシンスケさんの「発想えほん」は、『りんごかもしれない』から始まったシリーズです。
どの作品も、普段ならそのまま受け入れてしまいそうなことを、少し違う方向から考えてみるのが印象的です。
「本当にそうなのかな?」
「もし違ったら?」
「自分だったらどうする?」
親子でそんな会話をするきっかけにもなるシリーズです。
ヨシタケシンスケ「発想えほん」シリーズ一覧
現在刊行されている発想えほんシリーズは、以下の5冊です。
| 刊行順 | タイトル | 発行年月 | 内容のキーワード |
|---|---|---|---|
| 第1弾 | りんごかもしれない | 2013年4月 | 「もしかしたら」から広がる想像 |
| 第2弾 | ぼくのニセモノをつくるには | 2014年9月 | 自分らしさ・自分について考える |
| 第3弾 | このあと どうしちゃおう | 2016年4月 | 死んだあと・今をどう生きるか |
| 第4弾 | ころべばいいのに | 2019年6月 | 嫌な気持ちとの付き合い方 |
| 第5弾 | ぼくはいったい どこにいるんだ | 2023年3月 | 自分の現在地・大切なもの |
発想えほんシリーズは何歳から?
ブロンズ新社の各書籍ページには、対象年齢の明確な記載はありません。
わが家では、『りんごかもしれない』は、0歳から読んではいましたが、言葉が増えて「もし貸したら○○かもしれない!」という想像が出来るようになった、4〜5歳ごろから、より楽しめるようになったと感じました。
私が読んだ3冊いずれもボリュームがしっかりあったので、長めの絵本でも集中できる頃に読むのがおすすめだと思います。
一方で、『このあと どうしちゃおう』や『ころべばいいのに』は、死や人間関係など少し複雑なテーマも扱っています。
同じシリーズでも内容はそれぞれ違うため、子どもの興味や経験に合わせて選ぶのがよさそうです。
発想えほんに読む順番はある?
発想えほんには刊行順がありますが、最初から順番に読む必要はありません。
わが家でも、順番を意識せずに読んでいます。
最初の1冊は、子どもが興味を持ちそうなテーマから選ぶのがおすすめです。
| こんなテーマが気になる | 絵本 |
|---|---|
| 想像することを楽しみたい | 『りんごかもしれない』 |
| 「自分って何?」を考えてみたい | 『ぼくのニセモノをつくるには』 |
| 死について親子で考えてみたい | 『このあと どうしちゃおう』 |
| 嫌いな人との関わり方について考えたい | 『ころべばいいのに』 |
| 今の自分や大切なことについて考えたい | 『ぼくはいったい どこにいるんだ』 |
第1弾『りんごかもしれない』
どんな絵本?
テーブルの上に置かれたりんごを見て、
「もしかしたら、これはりんごじゃないのかもしれない」
と考え始めるところから、想像がどんどん広がっていく絵本です。
ブロンズ新社でも「考えることを果てしなく楽しめる発想絵本」として紹介されています。
わが家で読んだ感想
娘が0歳のころから読んでいましたが、4〜5歳ごろから特に楽しめるようになりました。
りんごの中に部屋をつくる場面がお気に入りで、読み終わったあとも「これは○○かもしれない」と想像を広げて遊んでいます。
親子の会話や遊びにつながりやすい一冊です。
↓詳しい感想を知りたい方はこちらをご覧ください
第2弾『ぼくのニセモノをつくるには』
どんな絵本?
主人公のけんたくんは、自分がやりたくないことを代わりにやってもらうため、お手伝いロボットを買います。
自分そっくりのニセモノになってもらうために、自分のことを詳しく教える中で、「自分らしさ」について考えていくお話です。
こちらはまだわが家では読めていないので、追々購入する予定です!(絵本高い泣)
第3弾『このあと どうしちゃおう』
どんな絵本?
亡くなったおじいちゃんが残したノートをきっかけに、死んだあとどうなりたいか、どんなものに生まれ変わりたいかを想像していくお話です。
「死」というテーマを扱いながら、今をどう生きるかについても考えられる絵本です。
わが家で読んだ感想
身近な人のお葬式をきっかけに、娘と読みました。
娘は、滑り台や遊園地のようなお墓が描かれた場面を気に入って、何度も読んでいました。
死について考えるきっかけになりますが、重くなりすぎず、親子で読みやすい絵本です。
↓『このあと どうしちゃおう』を娘と読んだ詳しいレビューはこちら
第4弾『ころべばいいのに』
どんな絵本?
嫌なことをされたり、嫌いな人のことを思い出したりしたときの、イライラやモヤモヤ。
そんな嫌な気持ちと、どう付き合っていけばいいのかを考えていく絵本です。
ブロンズ新社では、子どもだけでなく大人も共感できる「こころの処方箋」として紹介されています。
わが家で読んだ感想
娘は、枕に顔をうずめて声を出す場面や、独特なイラストを楽しんでいました。
嫌な人とも無理に仲良くしなければいけないというのではなく、自分の心を守る方法を考えられるところがとてもいいなと思いました。
大人でも「今度からそうやって考えてみようかな。」と参考になる絵本です。
↓『ころべばいいのに』を娘と読んだ詳しいレビューはこちら
第5弾『ぼくはいったい どこにいるんだ』
どんな絵本?
「自分のことを地図にしてみる」というところから、自分が今どこにいるのか、このあとどうしたいのか、自分にとって何が大切なのかを考えていく絵本です。
「地図」をきっかけに、自分自身や気持ちについて考えていく作品です。
こちらもまだわが家では読めていないので、購入検討中の絵本です!
発想えほんシリーズ、最初の1冊を選ぶなら?
5冊ともテーマが違うので、年齢だけで決めるよりも、子どもが今興味を持っていることに合わせて選ぶのがおすすめです。
わが家で読んだ3冊は、それぞれ次のような内容でした。
- 『りんごかもしれない』:想像して遊ぶ楽しさ
- 『このあと どうしちゃおう』:死や生きること
- 『ころべばいいのに』:嫌な気持ちや人間関係
初めて読むなら、身近なりんごから想像が広がる『りんごかもしれない』が選びやすいかなと思います。
わが家でも、『りんごかもしれない』を最初に読んだ後、本屋さんで娘が「りんごかもしれないの絵だ!」と言って興味を持ったので他の絵本も購入しました。
まとめ|ヨシタケシンスケの発想えほんは親子で「考える」のがおもしろい
ヨシタケシンスケさんの「発想えほん」シリーズは、現在第5弾まで刊行されています。
- 『りんごかもしれない』
- 『ぼくのニセモノをつくるには』
- 『このあと どうしちゃおう』
- 『ころべばいいのに』
- 『ぼくはいったい どこにいるんだ』
同じシリーズでも、想像遊び、自分自身、死、嫌な気持ちなど、テーマはさまざまです。
読む順番に決まりはないので、子どもが興味を持ったテーマから選んでみてください。
わが家で読んだ3冊の詳しい感想は、個別記事で紹介しています。気になる作品があれば、あわせてご覧ください。


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